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4月1日 [小説 女セクハラ日記]

連載ものなので、よかったら最初から読んでね。
『登場人物』

副店長に昇格o( ^_^ )o ヨッシヤー♪

今日から私はお店の副店長になった。

ふふふ。

あのバイトのばばあ達のイジメに耐えた私、エラーイ[黒ハート]

ホント、あんなクソババァ共は弁当工場にでも行って、鳥のカラアゲでも詰めてりゃいいのよ(# ゚Д゚)つ〃∩ ゴルァ ゴルァ ゴルァ


まぁ、ババァ達なんてどうでもいいけど、お給料も上がるし、ホント嬉しいよお(v^ー゚)ヤッタネ!!

つーわけで、今日から日記を始めるぜキャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー

ヨロシクな、日記☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

今日は朝から最高な日だと確信したよ。

朝、いつもより一本早い電車に乗ったら、身長が190近くあるがっしりとした体格の男らしい顔をした人がいて、それがまたいいケツしてたのよ[ハートたち(複数ハート)]

で、私は思わず電車の揺れに合わせて、彼のケツにしがみついちゃった(/▽\*)キャッ

けど、しがみついたのケツじゃなくて、彼の腰辺りでがっかりしたよ(´_`。)クスン

お尻に触りたかったなあ。

それにしても、マキのケツってなんであんなにぷりちーなの(* ̄▼ ̄*) デヘヘ

毎日触っても飽きなーい\(#⌒_⌒#)/

首から上を見ると萎えるけど、マキケツサイコー[ハートたち(複数ハート)][ぴかぴか(新しい)]

つーわけで、今日はここまで。

おやすみ[眠い(睡眠)]

朝が強い紗香が元気良く挨拶をしながらお店に入ると、事務所にある自分のデスクにうっぷして店長の槙村シンジが寝ていた。

どうやら槙村は朝が弱いようだ。

紗香はそんな槙村の背後にそっと近づき、広い背中に抱きついた。

「・・・?!わぁっ」槙村は驚きながらも、抱きついているのが紗香だとわかるから嬉しかった。

「ホント、マキは朝弱すぎ。あっちの方も弱いんじゃないの?」紗香は槙村から離れながら、呆れた様に肩をすくめた。

「な、バ、バカ、朝っぱらから何言ってんだよ」紗香の言葉に年甲斐もなく照れた槙村。

「だーって、朝やるのって気持ち良くない?」紗香は手早く自分のデスクを片付けながら言った。

槙村はあけすけな紗香の言葉にドキドキした。

紗香となら、朝弱いけど頑張っちゃおっかなーと小声で言いながら真っ赤になった顔を上げると、紗香は店内の掃除に行ったのか、事務所にはいなかった。

槙村は今になって、自分の言った事の恥ずかしさに気がつき、そんな言葉を誤魔化すように食材のチェックをする為に事務所から出た。

開店の30分前になると、富岡ブラザーズと吉沢瞳が出勤してきた。

平日の昼は大体こんなメンバーと人数でお店を回している。

紗香は富岡兄弟の肩を抱いたり、吉沢瞳を抱きしめたりしつつ開店の準備をする。

開店すると、カウンターを瞳に任せ、富岡兄弟は厨房、紗香と槙村は厨房やカウンターの手伝い、注文の品を運んだりとバタバタ動き回ってた。


そして、午後二時を過ぎると、ランチ目当てのお客も減り、それぞれ休憩や食事をしたり、店内の掃除をする。

そして、厨房のオーダーもない富岡靖がカウンターに出てくると、靖と仲良くなりたい吉沢瞳がすかさずよってきた。

ここのバイトに入って三ヶ月だが、イケメンが多くて瞳は嬉しかった。
若くて魅力的な自分がわかっている彼女は、自分が誘えばどんな男も乗ってくると自信があった。

「今度、一緒に映画でも行きませんかぁ?」上目遣いで、可愛らしく首をかしげた。

普通の男なら喜んで頷くところだが、変わり者の多いこのお店。

靖は吉沢瞳が、どのバイトの男達にもこういう態度を取っている事を知っていたし、彼はこういうベタベタした女の行動が大嫌いだった。

「やめとく」靖がぶっきらぼうに断ると、瞳はまさか自分が断られるなんて思ってもなかったからかなりムカついた。
が、靖の端正な顔立ちと、すらりと足の長いスタイルは憎めなかった。

靖がダメなら、弟の結希がいる。

瞳はそう思い直し、彼が休憩から戻ってくるのを待った。


「・・・ったく、結希はホント変なヤツだなぁ」掃除道具を結希に持たせて、紗香と結希が楽しそうにカウンターに来た。

「いやいや。紗香さんのが十分変態ですよー、だって・・・」結希が紗香に言いかけると、瞳が結希を呼んで遮った。

ほら、やっぱり私のが魅力あるんだから、と瞳は紗香に笑いかけたが、紗香が別になんとも思わずに休憩を取るために槙村のいる事務所に向かった。

「つか、なに?」せっかく楽しく紗香と話していたのに遮られた為、結希は少し不機嫌になった。
ポーカーフェイスの靖と違い、彼は表情に自分の機嫌がよく出る。

瞳は自慢の巻き毛をクルクル弄びながら、今度遊びに行かない?と聞いた。

靖同様、結希もこういう女の言動が嫌いだった。

結希の返事は聞くまでもないと思い、靖は紗香達のいる事務所に向かった。

「店の皆とだろ?なら行く行く」何で、自分が誘ってもこの店の男達は乗らないのか、がっかりする瞳を見ながら、結希はにやりと笑った。

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コメント 3

EF135L

そうなんですね、この手の女子って
誰だって良いと思われがちで、尻の軽い女の子としか
見られてないんです。お気を付けください?
by EF135L (2008-07-07 14:08) 

ぴょんま

ふふ、キャラが立ってますね。
次を楽しみにしています。
by ぴょんま (2008-07-07 22:45) 

やっちゃん

EF135Lさん、ダブルでありがとうございます!!

そうですよねぇ。
だけど、こういう女の子もこの人だけと言う人が現れたら、変わるかもしれないですね^^w

ぴょんまさんもダブルでありがとうございます!!

かなり変わった人達が出てくると思いますので、呆れないでくださいね^^;

xml_xslさん、Brownieさんもnice!をありがとうございます(^人^)
by やっちゃん (2008-07-12 13:41) 

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