4月5日 [小説 女セクハラ日記]
連載ものです。前回→『副店長紗香』
今日は休みだぜ\(#⌒_⌒#)/
今日は一日、ゲームの日。
ガンダム連邦VSジオンは親指が痛くなってまで頑張ったのに、ニュータイプレベルがフラウボゥってどういう事?!
ああ、そうかいそうかい。どうせわたしゃオールドタイプですわ。昭和生まれですよーッだ(/□≦、)
ムカついた時は酒ですわ。
いつも行く近所の居酒屋に行くと、呼んでもないのにマキがきやがった。(-.-")
おかげでかなり飲みすぎた~
けど、マキがおごってくれたからいいや
マキ、サンキュ&ケツぷりちー
んじゃ、おやすみ
天井がぐるぐるまわる~
新人くんいらっしゃい
今日から出勤になる新人の菊池直人が、少し緊張した面持ちで金曜日の夕方に新しいバイト先のカラオケ店についた。
店長の槙村は、人の良さそうな雰囲気だったし、何度かここの店を使った事があるが、一様にみんな笑顔で接客していて楽しそうだった。
菊池は現在付き合っている彼女が、誕生日のプレゼントにブランドもののバックを欲しがった為、そのお金が貯まる間、ここの店でバイトすることにした。
普段の仕事は、大きな会社で体と見た目に似合わずに力仕事をしていていた菊池だが、ほとんど週休二日で長期連休も長いし、気分転換にもなるし、半年後の彼女の誕生日には間に合いそうだった。
大きく深呼吸して、自動ドアの前に立つと、左右に扉が開いた。
「いらっしゃいませ~」と明るく元気な掛け声がした。
菊池直人はノロノロと急ぎもせずにカウンターに近づくと、今日からお世話になる菊池ですと言うと、長い巻き毛で目元の化粧が怖い女の瞳が、慌てて紗香を呼びに事務所に向かった。
カウンターには誰もいなくなり、ほどなくして紗香がやってきた。
今、買い出しに行っている槙村に何も聞いてなかった紗香は、軽くイラッとしながら、カウンターの向こうに立っている菊池を見た。
年の頃は24,5くらいの、背が低くて痩せ型の、驚くほど女の子のような白い肌に大きな目が印象的な可愛い少年が立っていた。
紗香は男のお尻の次に、可愛い男の子が大好物だったのだ。
「はじめまして。私は副店長の湯川紗香です。ちょっと、店長の槙村から何にも聞いてないけど、まあ、とりあえず事務所に案内するね」菊池は20代後半くらいのつやつやしたショートボブの髪の毛が美しく、なかなか美人な紗香の後について事務所に向かった。
案内された事務所には、二台のデスクとチェア、真っ白な大きなソファと、ダーツ台とロッカーがキレイに並べられていた。
「へぇ~。菊池直人くんっていうんだ。楽しく働いてね」紗香は早速菊池の肩に触りながら、ソファに座らせた。
優しく置かれた手の暖かさと、人懐っこい紗香の笑顔に、段々と菊池の緊張がほぐれてきた。
紗香に自己紹介をしていると、買い出しに出かけていた槙村が戻ってきた。
「マキ、こういう事はちゃんと言っててくれなきゃ困るじゃん。今日、仕事が終わったらマキだけミーティングだねぇ」紗香は鋭く槙村をにらみつけながらも、きちんと彼のお尻と菊池の肩を軽く触りながら事務所から出てった。
紗香の個人ミーティングの恐ろしさを知っている槙村は恐怖におののきながらも、彼女が菊池の肩を触っていったことが、少しイラッとさせたが、槙村は菊池に制服を渡したり、主に厨房の仕事をしてもらう為の説明をした。
そして、制服に着替えた菊池を連れてカウンターに行くと、夜メンバーの池田麗子と木村彬が来ていて、吉沢瞳が入れ替わりに帰るところだった。
瞳はあんまり木村彬と顔を合わせた事がなくて、今日、初めてお喋りをしたが、彼のイケメンぶりに夢中になっていた。
槙村が菊池を紹介するために呼びかけてもシカトで、しょうがなく紗香が瞳と彬をしかりつけた。
「瞳、仕事が終わったら早く帰りなさい。彬も仕事しないなら帰っていいのよ。新人さんが来てるんだから、みっともない姿を見せないで」普段は優しい紗香のキツイ言葉に、彬と瞳は顔を見合わせて、反省して頭を下げた。
槙村は紗香に目線でお礼を言いながら、菊池を紹介した。
まるで女の子のような可愛らしい容姿に瞳は釘付けになったが、彬と遊ぶ約束をしていたし、ヒールを履いた自分より背の低い男はいくらイケメンでも好みではなかった。
紗香は麗子に菊池の可愛らしさを説明するが、槙村の気持ちを知っている麗子は複雑だった。
「ハァ~。槙村さん、いいんですか?あれ」カウンターで楽しげにお喋りする紗香と菊池を指を刺しながら、呆れたように麗子は溜息をついた。
「・・・?!べ、別に・・・、紗香が菊池と話そうが、俺は・・・。あ、でも、仕事中にお喋りは良くないなぁ」とうそぶきながら槙村は、何か言いたそうな麗子から離れて、盛り上がる紗香たちに近づいた。
「あ、マキ!菊池くんねぇ、彼女に誕生日プレゼントを買うために、休みナシでバイトするんだって。もぉラブラブ~」近づく槙村に気づくと、紗香はからかうように菊池の肩を突っつきながら、さり気なく槙村のお尻を触った。
菊池に彼女がいるという事実と、紗香のセクハラに槙村は有頂天になった。
そんな槙村を、ダメだこりゃと溜息をつく麗子の長い茶髪が引っ張られた。
「麗子ちゃーん、紗香ママに怒られた~」チャラ男彬が麗子にぴったりとくっついた。
「ハァ。自業自得、うざい、つか、死ね」麗子はチャラチャラした彬がうっとうしくて、冷たく振りほどいた。
意外とナイーブな彬は、大好きな麗子の言葉に涙目になりながら、厨房に駆け込んだ。
「怖い怖い」彬と入れ替わるように、富岡結希が麗子を意味ありげに見ていた。
結希の存在が気になる麗子は、ムッとした表情でそっぽを向いたが、あんな姿を彼に見られたくなかった。
結希はそんな麗子の態度が面白くて、からかいがいのあるヤツだなぁと思っていた。
今日は休みだぜ\(#⌒_⌒#)/
今日は一日、ゲームの日。
ガンダム連邦VSジオンは親指が痛くなってまで頑張ったのに、ニュータイプレベルがフラウボゥってどういう事?!
ああ、そうかいそうかい。どうせわたしゃオールドタイプですわ。昭和生まれですよーッだ(/□≦、)
ムカついた時は酒ですわ。
いつも行く近所の居酒屋に行くと、呼んでもないのにマキがきやがった。(-.-")
おかげでかなり飲みすぎた~
けど、マキがおごってくれたからいいや
マキ、サンキュ&ケツぷりちー
んじゃ、おやすみ
天井がぐるぐるまわる~
新人くんいらっしゃい
今日から出勤になる新人の菊池直人が、少し緊張した面持ちで金曜日の夕方に新しいバイト先のカラオケ店についた。
店長の槙村は、人の良さそうな雰囲気だったし、何度かここの店を使った事があるが、一様にみんな笑顔で接客していて楽しそうだった。
菊池は現在付き合っている彼女が、誕生日のプレゼントにブランドもののバックを欲しがった為、そのお金が貯まる間、ここの店でバイトすることにした。
普段の仕事は、大きな会社で体と見た目に似合わずに力仕事をしていていた菊池だが、ほとんど週休二日で長期連休も長いし、気分転換にもなるし、半年後の彼女の誕生日には間に合いそうだった。
大きく深呼吸して、自動ドアの前に立つと、左右に扉が開いた。
「いらっしゃいませ~」と明るく元気な掛け声がした。
菊池直人はノロノロと急ぎもせずにカウンターに近づくと、今日からお世話になる菊池ですと言うと、長い巻き毛で目元の化粧が怖い女の瞳が、慌てて紗香を呼びに事務所に向かった。
カウンターには誰もいなくなり、ほどなくして紗香がやってきた。
今、買い出しに行っている槙村に何も聞いてなかった紗香は、軽くイラッとしながら、カウンターの向こうに立っている菊池を見た。
年の頃は24,5くらいの、背が低くて痩せ型の、驚くほど女の子のような白い肌に大きな目が印象的な可愛い少年が立っていた。
紗香は男のお尻の次に、可愛い男の子が大好物だったのだ。
「はじめまして。私は副店長の湯川紗香です。ちょっと、店長の槙村から何にも聞いてないけど、まあ、とりあえず事務所に案内するね」菊池は20代後半くらいのつやつやしたショートボブの髪の毛が美しく、なかなか美人な紗香の後について事務所に向かった。
案内された事務所には、二台のデスクとチェア、真っ白な大きなソファと、ダーツ台とロッカーがキレイに並べられていた。
「へぇ~。菊池直人くんっていうんだ。楽しく働いてね」紗香は早速菊池の肩に触りながら、ソファに座らせた。
優しく置かれた手の暖かさと、人懐っこい紗香の笑顔に、段々と菊池の緊張がほぐれてきた。
紗香に自己紹介をしていると、買い出しに出かけていた槙村が戻ってきた。
「マキ、こういう事はちゃんと言っててくれなきゃ困るじゃん。今日、仕事が終わったらマキだけミーティングだねぇ」紗香は鋭く槙村をにらみつけながらも、きちんと彼のお尻と菊池の肩を軽く触りながら事務所から出てった。
紗香の個人ミーティングの恐ろしさを知っている槙村は恐怖におののきながらも、彼女が菊池の肩を触っていったことが、少しイラッとさせたが、槙村は菊池に制服を渡したり、主に厨房の仕事をしてもらう為の説明をした。
そして、制服に着替えた菊池を連れてカウンターに行くと、夜メンバーの池田麗子と木村彬が来ていて、吉沢瞳が入れ替わりに帰るところだった。
瞳はあんまり木村彬と顔を合わせた事がなくて、今日、初めてお喋りをしたが、彼のイケメンぶりに夢中になっていた。
槙村が菊池を紹介するために呼びかけてもシカトで、しょうがなく紗香が瞳と彬をしかりつけた。
「瞳、仕事が終わったら早く帰りなさい。彬も仕事しないなら帰っていいのよ。新人さんが来てるんだから、みっともない姿を見せないで」普段は優しい紗香のキツイ言葉に、彬と瞳は顔を見合わせて、反省して頭を下げた。
槙村は紗香に目線でお礼を言いながら、菊池を紹介した。
まるで女の子のような可愛らしい容姿に瞳は釘付けになったが、彬と遊ぶ約束をしていたし、ヒールを履いた自分より背の低い男はいくらイケメンでも好みではなかった。
紗香は麗子に菊池の可愛らしさを説明するが、槙村の気持ちを知っている麗子は複雑だった。
「ハァ~。槙村さん、いいんですか?あれ」カウンターで楽しげにお喋りする紗香と菊池を指を刺しながら、呆れたように麗子は溜息をついた。
「・・・?!べ、別に・・・、紗香が菊池と話そうが、俺は・・・。あ、でも、仕事中にお喋りは良くないなぁ」とうそぶきながら槙村は、何か言いたそうな麗子から離れて、盛り上がる紗香たちに近づいた。
「あ、マキ!菊池くんねぇ、彼女に誕生日プレゼントを買うために、休みナシでバイトするんだって。もぉラブラブ~」近づく槙村に気づくと、紗香はからかうように菊池の肩を突っつきながら、さり気なく槙村のお尻を触った。
菊池に彼女がいるという事実と、紗香のセクハラに槙村は有頂天になった。
そんな槙村を、ダメだこりゃと溜息をつく麗子の長い茶髪が引っ張られた。
「麗子ちゃーん、紗香ママに怒られた~」チャラ男彬が麗子にぴったりとくっついた。
「ハァ。自業自得、うざい、つか、死ね」麗子はチャラチャラした彬がうっとうしくて、冷たく振りほどいた。
意外とナイーブな彬は、大好きな麗子の言葉に涙目になりながら、厨房に駆け込んだ。
「怖い怖い」彬と入れ替わるように、富岡結希が麗子を意味ありげに見ていた。
結希の存在が気になる麗子は、ムッとした表情でそっぽを向いたが、あんな姿を彼に見られたくなかった。
結希はそんな麗子の態度が面白くて、からかいがいのあるヤツだなぁと思っていた。
僕はアルバイト先のおばさんに
触られたりした事もありました。ですから
奥さん奥さん、駄目ですって、のパターンが
脳裏を過りもしたのです。
ですので、これって好ましくもあり、
一線を越さないパターンでもあるに違いないです。
等と変な期待を持ちつつも期待はさらに増大のです。エッ!!
by EF135L (2008-07-12 17:19)
EF135Lさん、ダブルでありがとうございます。
おおっ。EF135Lさんは実際のセクハラ被害者でしたか(笑)
あはは。これからの展開を楽しみにしてやってください。
yookoさん、takemoさん、xml_xslさんnice!をありがとうございます。
by やっちゃん (2008-07-12 17:57)
おそくなりました。
いやー僕は男なので読みながら赤くなってしまいました。
by ぴょんま (2008-07-12 19:48)
ふふふ、菊池くんのお尻に手を出すのはいつ・・・あは(笑
by Brownie (2008-07-13 12:09)
ぴょんまさん、ダブルでありがとうございます!!
うふふ(///∇///)
赤くなっちゃいましたか・・・。
この先、もっとヤバイかもです(*/∇\*)
Brownieさんもダブルでありがとうございます!!
そう遠くはないかもしれないですねぇ(笑)
by やっちゃん (2008-07-13 16:34)